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気仙沼リアスフードグランプリ
2014
【開催概要】都内と気仙沼の高校生による、気仙沼の食材を使った新たなレシピ開発コンテスト。優秀作品は、商品化に向けて開発をしていきます。
【日程】1、一次審査 2014年 7月27日(日)10時〜16時 2、最終審査 2014年 8月29日(金)10時〜
【会場】海の市(http://www.uminoichi.com)
【参加団体(高校生)】・Teen for 3.11 ・気仙沼向洋高校
※Teen for 3.11は、2012年4月2日に設立された、10代(主に高校生)による復興支援団体です。(http://teenfor311.com)
【審査員】<料理人>熊谷喜八シェフ(KIHACHI オーナーシェフ)、伊藤勝康シェフ(岩手・ロレオール オーナーシェフ)、奥田政行シェフ(山形・アルケッチャーノ オーナーシェフ)<料理人・料理研究家>田中珠緒氏(LA CUCINA OLIVA 料理研究家)、内野のぶ子氏(赤坂ダイニング ままや)
リアフが最初に手がけたプロジェクト、それが“高校生とのコラボによるリアスフードの商品化”です。気仙沼の食材を使い、枠にとらわれない自由な発想で新たなレシピを考案してほしいという思いで5月からスタートし、東京と気仙沼の高校生が思い思いの食材を使いレシピを考案いたしました。
7月27日の第一次審査を経て、プロの料理研究家の方などのアドバイスを受けながらレシピのブラッシュアップを重ねました。そして、8月29日に気仙沼・海の市で行われた最終審査会。東京都内の高校生6名、大学生1名、気仙沼の高校生7名の計14名により提案された12品が厳しい審査を経て、グランプリ以下、各賞が決定しました。
審査会には、「KIHACHI」の熊谷喜八シェフ、「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ、「ロレオール」の伊藤勝康シェフとそうそたる料理人3名が出席。出品者である高校生のプレゼンの後、12品のメニューがテーブルに並べられ、3名を中心とした審査員の試食と採点式による審査が行われました。スタート当時からプロのアドバイスを受けて、どんどん成長を遂げてきた大人顔負けの魅力的なレシピ。その中から最終的に選ばれた作品がこちら。
「サメ肉団子」
気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年 サメ班
気仙沼では多くのサメが水揚げされます。そのサメ肉を肉団子にし、あんかけを絡めて、食べやすい味わいに仕上げました。
イカ里コロッケ
武田彩、松崎真子、丸太草太
(Teen for 3.11)
里芋ベースの生地に、気仙沼の特産である塩辛を入れたコロッケ。塩辛を入れる事でコクのある味わいになりました。
カジキ入りヘルシー餃子
黒田麻友(Teen for 3.11)
気仙沼特産のカジキやフカヒレのほかに、オクラなどが入ったヘルシーな餃子です。
株式会社グリーンハウス様より、
選出いただいたレシピです。
●「サメ肉団子」
気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年 サメ班
●「カジキーマカレー」
山下夏海、小川まりい
(Teen for 3.11)
●「カジキ入りヘルシー餃子」
黒田麻友(Teen for 3.11)
●「イカ里コロッケ」
武田彩、松崎真子、丸太草太
(Teen for 3.11)
●「海のキッシュ」
長谷川碧(Teen for 3.11)
●「サメ肉団子」
気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年 サメ班
●「サメ軟骨の唐揚げ」
気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年 サメ班
●「わかめジュレ(3種類)」
気仙沼向洋高等学校
産業経済科3年 ジュレ班
●「イカ里コロッケ」
武田彩、松崎真子、丸太草太
(Teen for 3.11)
●「わかめ・アボカドサラダ」
長谷川碧(Teen for 3.11)
グランプリに選ばれたのは、フカヒレの産地・気仙沼らしく「サメの身」を使い、つみれのような団子にしたレシピでした。この商品は、2015年1月中旬より、都内のレストランのメニューに登場する予定です。
それ以外の作品においても、リアスフードというキーワードのもとに12品それぞれが若さあふれる、フレッシュな発想に満ちていました。12品それぞれにストーリーがあり、その試行錯誤の連続こそが、このイベントの一番の収穫だったのではないかと思います。
今回のレシピは、いわば作品。食卓に出回る商品としてはまだ「卵」の状態です。高校生たちの情熱で出来上がった「卵」を、プロの手によって大事にあたため、商品へと孵化させていくのが私たちのシゴトです。大人には思いつけない発想や想いのこもった高校生たちのレシピ。そんな高校生たちの頑張りに感謝して、人気商品へと育てていけるよう努めてまいります。本企画にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
“高校生フードグランプリ”は、も今後も継続開催を目指して準備中です。
また、最終審査会の詳しい内容については、日本財団様の復興支援サイトにその 一部始終がレポートされておりますので、ぜひコチラもご覧ください。
主催:気仙沼食品事業協同組合
協力:株式会社明治 中島聡氏/株式会社小田急百貨店 町田店/株式会社グリーンハウス/株式会社ウェルネス伯養軒
運営協力:有限責任監査法人トーマツ
PRアドバイス:m.truth 株式会社 遠藤眞美
後援:気仙沼市/気仙沼商工会議所/株式会社気仙沼産業センター
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